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ありがとうございます。
とまつ衣裳店の戸松です。
小千谷縮を使って打掛を製作中
でしたが、
ついに小千谷縮の生地に京都で加工する
作業が終了しました。
いくつかの素晴らしい加工をご紹介します。
マスキングシートをして加工する部分以外に
色が付かないようにして、桜の一部に金箔をはり、
朱鷺は顔料という絵具で描いていきます。
桜の花も白地のものは小千谷で染めぬいたままのものです。
金箔を貼った桜も縁があるものとないものがあります。
縁がない桜は金箔を貼っただけで、
縁がある桜は「盛り金目」と言って、
桜の縁に盛り上がる糊をつけ、
そこに金箔を貼ってあります。
桜の花が多彩な色で華やかさと豪華さが加わりました。
ところどころ銀箔の霞もアクセントになっています。
つがいの朱鷺も要所に綺麗に描かれています。
朱鷺は顔料絵具で描き、羽の1枚1枚綺麗な
朱鷺色のグラデーションになっています。
この羽ももちろん手描きです。
あとは、打掛の形に仕立てるだけです。
仕立てあがったらまた画像を公開します。
それではまた。