当店ブログをご覧の皆様こんにちは
いつもブログをご覧頂きありがとうございます!
10月に入り、日中も大分涼しく感じる日が多くなってきましたね
季節の変わり目ということもあり、
体調を崩さぬようご自愛下さい。
さて、巷では歌舞伎俳優の片岡愛之助さんと女優の藤原紀香さんの
婚礼の儀と披露宴が話題になっていますが・・・
紀香さんとってもお綺麗でしたね!!
婚礼の儀では白無垢姿を
披露の義では白地の松と鶴を基調とした模様の打掛を披露されました
その白無垢・打掛を共に手掛けられたのが、
友禅作家の秋山章先生と言うことで
当店でも秋山先生の新作打掛が入ってまいりましたので
本日もご紹介させていただきたいと思います。
色打掛NO.349
『錦寿雪輪』
うちかけは絹の華
うちかけは絹の祈り
うちかけは絹の宝石
銘「錦寿雪輪」は
花嫁の門出を祝う衣です
今昔の人々に愛され磨かれた吉祥文様を
一襲のうちかけに求めました
喜びの色 紅に、定まりの色 黒で 染め分けた
大胆な雪輪取りに金彩工芸の贅を尽くして創り上げた
最高級の儀式の衣です
金彩の道に人生を賭けた職人ならではの
格式高いうちかけです
作者 章の誇り高き逸品です
そして本日はこの秋山先生の独自の友禅技法を
少しご案内させていただきたいとおもいます。
京都手描友禅
≪行程①≫最高級の白生地を使用
絹の駒塩瀬羽二重という最高級の生地を用います
≪行程②≫青花で下絵を写す
青花と呼ばれる露草の花を搾った汁で下絵の柄を線描きします
≪行程③≫糸目糊を置く
青花で描いた下絵の線に糊を置いて、指先で線の太さを調節します
≪行程④≫挿し友禅
柄に色をのせていく。
ぼかし染めなどの刷毛使いが重要で、
友禅の工程の中で花形と言える作業です
≪行程⑤≫金彩工芸
金箔や金粉をのせて接着
その豪華さと格式、気品は秋山先生ならでは
ときにこの作業に一年を費やすこともあるそうです
≪行程⑥≫貝螺鈿
やわらかな絹の生地に螺鈿を張りこむ技法は独自のものだそうです
≪行程⑦≫地直し
制作の途中で生じた汚れやシミを落とす作業です
この様にたくさんの時間や手間暇かけて作り出された作品は
最高級の技術が煌めく、まさしく着る工芸美術品ですよね!
このような素晴らしい一着を最高に輝く一日に
是非、着てみませんか?
当店では秋山章先生作のお着物を
ご用意させていただいております。
是非、ご試着してみて下さい!!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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Bridal Fashion TOMATSU 担当 村山