色打掛＊豆知識シリーズ＊～錦織・西陣織～ - 新潟のウェディングドレス・和装・振袖・晴れ着レンタル株式会社とまつ衣裳店

2017年11月21日

色打掛　＊豆知識シリーズ＊　～錦織・西陣織～

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は＊豆知識シリーズ＊より、織物の色打掛についてご紹介いたします。

色打掛の種類は大きく分けて「染め物」「織物」「刺繍物」の３種類があります。
織物の色打掛とは後から柄を描くのではなく、着物を織りながら柄を描いていくものです。
重厚感がありゴージャスな印象に仕上がります。

織物といっても様々な種類があります。

本日はその中から二種類の織物の色打掛をご紹介します。

【錦織】

錦織の打掛。
彩り豊かな幔幕を張り巡らし、雲取りで場面を仕切った大和絵を思わせる構図は総絵羽ならでは。
織物で疋田文様を表現し、ポイントには優美な鶴を配した婚礼衣裳らしい華やぎをたたえた一着。
メインの文様は鶴をはじめ菊、松など長寿にゆかりのモチーフを多用。
末永い健やかさと幸福の願いが込められています。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【西陣織】

牡丹や菊など、四季を飾る麗しい花々をふんだんに描きあげ、
女性らしい華やかな雰囲気を表現しました。
さまざまな吉祥文様を金糸で織り込み、大変豪華な印象を与えます。
圧倒的な存在感を放つ大胆なデザインを
千年の歴史を誇る西陣織の技術で織り上げた極上の逸品です。
本衣裳を織り上げるために熟練の職人の指示のもと
何十種類もの色糸や金銀糸が
打ち込まれていきます。
その数は30万回を超え西陣織の織機で表現できる
限界に近いと言われております。
花嫁様の晴れの日にふさわしい
最高級のご婚礼衣装です。