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さて、今回も前回、前々回に続き5才の男の子が七五三で着用するオススメ衣装をご紹介します♪
では、早速紹介していきます!
1着目は青とカーキの幾何学模様がおしゃれな着物
中の着物が淡い水色なので顔まわりも明るく見えます。
まわりと被りたくない方にオススメです。
2着目はオーソドックスな黒の着物
袖に描かれている軍配は相撲の行司が使う道具としてよく知られていますが、戦場で武将が兵を指揮する際に使っていたものが軍配で、正式には軍配団扇と言います。組織をまとめ、動かすリーダーのように、知力や体力、決断力や行動力を持つ男の子になって欲しいという想いや、人生の節目や岐路で、進むべき道を踏み誤ることなく、より良い方向へ進めるようにという想いを表しています。その他にも扇や宝尽くしなどの縁起の良い柄が描かれている着物です。
3着目は男の子が好きな色で選ばれることの多い水色の着物。
迎賓館TOKIWAで七五三される男の子も選ばれることが多いです。
着物柄は宝尽くしと言って中国の吉祥思想のひとつ「八宝」から来ており、打ち出の小槌、巻き軸、宝珠、隠れ蓑、分銅、丁子など縁起が良いとされる宝物がいくつか組み合わせて描かれます。この宝物の種類は、時代や地域によって異なります。福徳を招く柄とされ、七五三の着物の柄としては、女の子よりも男の子に多く見られます。
今回、紹介できなかった他の着物にも宝尽くしが描かれているものが多いです。
4着目は黒とグレーがアシンメトリーになっていて個性的なお着物。
袖の柄には兜が描かれています。兜は、身体の中でも重要な頭を守るための道具であることから「邪気や災いから守られますように」という願いが込められています。現在のように高度な医療がなかった時代では、子供が健康で丈夫に育つためのお守りのように考えられていたのでしょう。また、豪華な飾りのある兜は権威と高い地位の象徴でもあります。これは、男の子がそのような兜をつけられるようにと出世、大成を願う意味も込められています。なお、兜の前正面に龍の頭をかたどった装飾が付いている場合が多く見られますが、これは龍頭と呼ばれるもので、中国では龍がたいへん縁起の良い動物とされることに由来しているようです。
今回も4着紹介してみました。
他にもお着物たくさんご用意しております。
気になる衣装がございましたら迎賓館TOKIWA様にて開催中の衣装展示会に是非ご来館下さい。
衣装展示は12/10までとなっておりますので残り1ヶ月、まだ七五三をしていないという方は是非お待ちしております。
詳しくはこちら迎賓館TOKIWA写真室 (g-tokiwa-photo.com)か025-229-0753までお問い合わせ下さい。
尚、毎週火曜日は定休日を頂いております。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
とまつ衣裳店 木内