こんにちは
もうすぐ9月というのにまだまだ暑い日が続きますね
今日もお店は元気に営業中です
そんな今日は恒例となりました
豆知識シリーズ第5弾
日本の伝統的な和の装い白無垢と綿帽子について
婚礼衣裳といえば白無垢、色打掛、引振袖があります。
いずれも正式和装として、挙式のときに着られますが、
なかでも白無垢は、
伝統的に最も格式が高いとされてきた衣装なのです。
打掛、打掛の下に着る掛下と呼ぶ着物、帯や履物、小物にいたるまで白で揃えます。
婚礼衣装としての白無垢の歴史は古く、室町時代から続いています。
白という色は古来、清浄の色とされていますので、
結婚という儀式にあたってけがれのない姿で臨むところから、
白をまとうことになったようです。
ウェディングドレスも「純潔」を意味する白を用いていますので、
洋の東西を問わず白には清らかな意味づけがされているのですね。
また、白無垢は、清純でけがれのない姿から、
これからどのような色にも染まる(あなたの色に染まります)、という心がけ
を意味する、という説もあります。
そして白無垢といえば綿帽子
綿帽子は白絹を袋状にしたもので、結った髪の上から額を覆う深さがあります。
これは室町時代以降、女性が外出に着物を頭にかぶったスタイルから来ています。
ウェディングヴェールと同様に、顔を隠す意味で婚礼衣装に用いられるようになりました。
「挙式が終わるまで新郎以外の人に顔を見られないように」という意味があります
挙式で神様の前で結婚の報告をして、
晴れて夫婦になった時、綿帽子を外して、お披露目するのです
婚礼衣裳は、幸せに満ちた花嫁の輝きを包む、特別な喜びの衣裳
長い歴史を持つ日本ならではの白無垢で、格調高く奥ゆかしい、
大和撫子の美しさを披露するのも素敵ですね
Bridal Fashion TOMATSU 昆