こんにちは
久しぶりの豆知識シリーズです
白無垢に引き続きまして
今日は色打掛!!
室町時代に武家の婦人の秋から春にかけての
礼服として羽織のように打ち掛けて着られていた
それが今でいう“打掛”
江戸時代に入って豪商や富裕な町家でも着られるようになり、
次第に一般にも婚礼の礼服として普及されていくようになったそうです。
昔は白無垢より格下の装いでしたが、
現在では色打掛も白無垢と同様、正礼装とされています。
「嫁ぎ先の色に染まる」という意味もある白無垢で嫁ぎ、
その後、嫁ぎ先が準備した色味のある小袖に着替えることによって、
「婚家の人になった(婚家の色に染まりました)」とされていました。
この武家の風習のなごりが現在のお色直しの習慣です
今となっては挙式は白無垢、披露宴は色打掛というパターンが定着されていますよね
また色打掛といえば・・・
“角隠し”
結い上げた髷(まげ)に巻いて留めるようにして使われる角隠し。
女性が嫁入りするにあたって、
怒りを象徴する角を隠すことで、
従順でおしとやかな妻になる、という意味が込められているんです
ひとつひとつの意味を考えると、
結婚式ってとっても奥が深いですよね
色打掛も古典柄から現代風のデザインまで
種類豊富に取り揃えております
では!次回の豆知識シリーズに乞うご期待
今週末10/27より
early spring fair
を開催致します
フェアのご案内はまた後日・・・
Bridal Fashion TOMATSU 昆