いつもブログをご覧いただき、
ありがとうございます。
とまつ衣裳店の戸松です。
9月5日(木)に水田株式会社様にて
小千谷縮に伏糊と地色を染める作業
をしていただきました。
今回はその生地を色落ちしないように
蒸した後、水で洗って伏糊を落とし、
染められていない花柄の一部に色をつける
作業をご紹介します。
9月10日(火)に行っていただきました。
先回の伏糊をして、染めた状態の画像がこれです。
それを蒸して、洗って、乾かして・・・
こんな仕上がりになりました。綺麗です。
白い桜の花に長谷川工場長がエアガンで
少しだけ色をつけます。
黄色い矢印のあたりの色です。
これをもう一回蒸して洗って水田様での
生地は完成です。
これを京都に送って、西陣織打掛の伝統的な
「刺繍」「金彩」「金箔」等の加工を施していきます。
京都での作業の様子もまたお見せします。
花嫁が結婚式でより一層輝くことを願って一生懸命製作
しています。
もう少しお待ちください。
作業を見学させてもらった帰りの高速道路の
サービスエリアでキアゲハという蝶を見かけたました。
名前のとおり、ふつうのアゲハチョウより
若干、黄色が強い蝶です。
去りゆく夏の名残を惜しむかのように、
夢中で花の蜜を吸っていました。
それではまた。