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ありがとうございます。
とまつ衣裳店の戸松です。
積もってはいませんが、新潟市内も
雪がちらついていますね。
雪と言えば着物には
雪輪文様
(ゆきわもんよう)
という雪の結晶に見られる六角形の
輪郭を描いた文様があります。
平安時代から見られた文様で
様々な着物に使われています。
弊社にもたくさんありますので、
その一部をご紹介します。
まずは花嫁が着る
引き振袖
黒地に雪輪の文様が映えます。
雪輪文様は写真のように中に別の文様を
入れることが多いです。
次に成人式などに着る振袖
上の2点のように柄と柄の区切りのように
使用されることも多いです。
次に訪問着
花柄に紛れて注意して見ないと分からない
かもしれません。
次に黒留袖
こちらは扇面の文様の上にあります。
そして袋帯
様々な形で使われる雪輪文様。
雪の結晶を見て着物の柄に取り入れる。
先人たちの素晴らしいセンスですね。
それではまた。