いつもブログをご覧いただき
ありがとうございます。
紫陽花の花が旬を迎えているようですね。
(今回の話題に関係ありませんが、紫陽花の花に
止っているのはコムラサキという蝶です。)
紫陽花は古くから着物の柄として親しまれている
柄で、帯や付下等に幅広く見かけます。
ただ、最近はあまり見かけなくなったような
気がします。
浴衣では多いのですが・・・・
やはり初夏のイメージが強すぎて
他の季節で着用するのに抵抗が
あるのでしょうか?
それでも、弊社の色打掛の中には
他の四季の草花と共に描かれた
ものが2枚ありました。
豪華な西陣織と刺繍を合わせた打掛。
鶴や藤と共に織り込まれた紫陽花が
外袖の上の方に見えます。
こちらは全体に紫陽花をメインに
鶴や菖蒲も織り込んだ西陣織の打掛。
赤地で可愛らしい印象をつくります。
本日はわずか2枚の色打掛でしたが、
紫陽花の柄の色打掛をご紹介しました。
とまつ衣裳店 戸松 茂雄