こんにちは
2014年に入ったと思ったらもう7月ですね
最近はもわっとした蒸し暑い日が増え、
またあの季節が来るのかと思うと楽しみやらまだ来てほしくないやら…
さて今回は和装の花嫁さんの小物について少しご紹介いたします
和式の花嫁さんの衣装といえばこれ
白無垢もしくは色打掛が華やかで目を引き付けられますし
ご覧になった方の印象にも強く残りますよね
そんな中、みなさま。
この胸元の小物の意味はご存知でしょうか?
最近では当たり前についてくるこの小物達。
先日ご来店されたお客様に「これは何ですか?」とお問い合わせいただいたので、
ブログの方でもご紹介いたします
まずはこちら
箱迫(はこせこ)
これは江戸時代は武家の娘の実用品で成人女性の印でもあったもので、
くしや鏡などを入れ衿の合わせ目に挿し入れる今でいう化粧ポーチ。
代わりに懐紙入れとして使われていた紙ばさみ(紙入れ)を用いることもあるそうです 。
一見お財布のように見えますが違うんです。
次にこちら
懐剣(かいけん)
布袋に入った短剣のこと。
白無垢には白を、色内掛けにはカラフルなものを用いて帯の左側に挿さします。
打掛が武家の娘の婚礼衣裳であったことから、
「女性でも自分で自分の身を守るために」という意味が込められているそうです。
「白無垢には白を」とありますが、
最近では色つきのものを入れる方もいらっしゃいます。
白もしくは赤を選ばれる方が多いですが、
「個性を出してみたい!」方は他のお色や模様付きものもございますので、
お衣装選びの際は是非とも合わせてみられててはいかがでしょうか?
Bridal Fashion TOMATSU 片野