皆さま、こんにちは
朝晩涼しいを通り越して「寒いかも…」と思う日も増えて来ましたね。
山の上では木々が赤みを帯びて来て紅葉が始まりつつあるようです。
何はともあれ、美味しい物たくさんの秋
楽しみです
さて今日は振袖の柄
≪おめでたい柄≫についてご案内したいと思います。
吉祥文様
縁起が良く不老長寿を願う柄付けで、代表的なものでは
鶴・亀・鳳凰・松竹梅・牡丹などがあります。
鶴は一品鳥とも言われ
品格溢れる美しい姿から婚礼衣装に多く用いられています。
真冬にも緑を絶やさず雪の重みにも耐えうる忍耐強さの松
節を持ち雪の重さにも曲がることなく真っ直ぐに伸びる竹
厳冬でも可憐な花をつける生命力溢れる梅
松竹梅は厳寒三友とも言われます。
牡丹は百花の王とも称される花です。
花びらが大きく多いので
高貴さ・富貴さ・美しさを意味するものとして古くから愛されてきた花です。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
日本では昔から女性の美しさをそう表現してきました。
着物に描かれた柄の意味を知って着ると
一段と思いが深くなりますよね
またいつか着物に描かれた柄の意味をお伝えできたら…と思います
伊勢丹貸衣装 松田